Zoom会議を視聴しました
自粛期間中、2度目の開催だった、stand up with Syria 。
今回は、現在参加させて頂いている合同ブローチ展にて使っている刺繍ボタンの ibrawakhayt さんについての話でした。
イブラワハイトさんは、(確か)5年前に代々木公園のワンワールドフェスで知り、そこからファンです。
ざっくりと言うと、シリア紛争により住む場所を追われたシリア難民の女性たちに対して、『針と糸(ibra wa khayt) 』さえあれば、いつでもどこでも刺繍やknittingによって収入を得る手段を支える人たちです。
今回もとても有意義だった!なんで無料なのか分からない!😂💦
イブラワハイトの発足のきっかけ、現在のイブラワハイトチームメンバーの居住国(シリア、ヨルダン、トルコ、エジプト)、刺繍作品の受注体制、「ものを作る」という事、給与体制、居住国の物価…などなど。 中でも私が印象に残ったのは「戦う」ということ。これは武器を持って人を傷付けると言う事を必ずしも意味しない。
彼女たちが戦うというのは、人間としての普通の生活を送る事。刺繍のデザインを考え、売れるものを作るように考え、そのお金で生活が全て成り立つ訳ではないけれど、ちょっとしたもの(例えば口紅や本や)を買える事、人と繋がれる事。
元々アサド政権下のシリアは、特にお父さんの時代は独裁政権であり、言論統制がありました。
それは私が留学してた時も感じていて、私の友達は冗談交じりに「シリアでは政治・宗教・性について話すのはタブーなの。内戦が起こるから」なんて言われた事もありました。
それが、皮肉なことにシリア紛争勃発後、国外に出た人たちは自らの思想・価値観・感情・美的感覚について発現する機会が増えた、というお話も今回ありました。
今Up Link吉祥寺でやっている『娘は戦場で生まれた』も、アカデミー賞有力作品と言われてますよね。
元々私がシリアにいたからか分かりませんが、私もシリアで出会った人たちのことを「ただの人」として見てました。私が出会ったのがダマスカス大学の日本語学科の人メインだった事もあり、特に理知的で、仕事でも有能な人たちが多かったです。
だからこそ、「日本」とは遠い世界のことと分けて、可哀想な人たちへ施しをするというパフォーマンスが嫌いでした。
そういった考えをイブラワハイトでも持っていると知り、(もしかしたら知らず知らずのうちに5年前から考え方に影響を受けてたかもしれませんが)ますますファンになりました😊✨
今後も続いていく「支援」(この言い方は極力しないようにしてると仰ってましたが、私も同感です)をするために、今何が出来るか、ミーティングを聞いた1人1人が考えてみてほしい。という話で締め括られました。
オンラインショップも、今後充実させていくみたいなので、皆さま是非に!💕
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